ブンデスリーガ新記録! ボルシアMG守護神ゾマー、1試合19セーブで驚異の“10点満点”に絶賛「信じられない」
バイエルン戦で1-1ドロー、スイス代表GKヤン・ゾマーが獅子奮迅の働き
ドイツ1部ボルシアMGのスイス代表GKヤン・ゾマーが王者バイエルン・ミュンヘン戦(1-1)で怒涛の連続シュートストップを披露し、チームに貴重な勝点1をもたらした。現地時間8月27日に行われた第4節でブンデスリーガ新記録となる1試合19セーブを記録した。
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開幕3連勝のバイエルンと、2勝1分けのボルシアMGによる上位直接対決。試合開始直後からホームのバイエルンがボルシアMGゴールに襲いかかる展開となるが、そこに立ちはだかったのがゾマーで決定的なシュートをことごとく防いでいった。
前半43分にFWマルクス・テュラムのゴールでボルシアMGが先制する展開となったが、そこからバイエルンの攻撃にはさらに火が付き、結局試合終了までに放ったシュートの数は計35本。枠を捉えたシュートは20本にも及んだが、ゾマーはそのうちの19本をセーブ。後半38分にFWレロイ・サネにゴールを許して完封とまではいかなかったが、獅子奮迅の働きでチームに勝点1をもたらした。
ブンデスリーガ公式サイトによればゾマーの1試合19セーブはリーグ新記録。この試合のバイエルンのゴール期待値は「3.27」で、ボール支配率(バイエルンが63%)やパス本数の差(バイエルンが612本、ボルシアMGが281本)を見ればワンサイドゲーム様相だが、それでもバイエルンはゾマーの前では1点を奪うのがやっとだった。ブンデス公式ツイッターも「信じられないようなパフォーマンス」と絶賛した。
イギリスのデータサイト「Whoscored.com」での採点では、ゾマーに最高評価の10点が付けられた。ブンデスリーガでこの10点を獲得したのは2015年のマルヴィン・ヒッツ以来およそ7年ぶり。まさに“守護神”と呼ぶにふさわしい活躍だったと言えそうだ。