マンC移籍後初のハットトリック達成のハーランド、“幻のレッドカード”の瞬間を英紙指摘「ファンは困惑」
前半33分、相手DFアンデルセンの頭部にキック その後にハットトリック達成
イングランド1部マンチェスター・シティは現地時間8月27日、プレミアリーグ第4節クリスタル・パレス戦で4-2と勝利した。新加入のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが移籍後初ハットトリックを達成したが、海外メディアは“幻のレッドカード”の瞬間を指摘している。
ホームのシティは前半4分にオウンゴールで先制を許すと、同21分には相手DFヨアキム・アンデルセンに追加点を許し、2点のリードを奪われた。
2点ビハインドで前半を折り返したシティは後半に猛攻。同8分にポルトガル代表MFベルナルド・シルバが口火を切るゴールで1点を返すと、同17分にハーランドが続いて2-2の同点に追い付く。
ハーランドはさらに後半25分に勝ち越しゴール、後半36分にはダメ押しゴールを奪ってハットトリックを達成。チームを4-2の勝利に導いた。
しかし、英紙「デイリー・スター」が「ファンは困惑」と着目したのは、シティが2点ビハインドだった前半33分のプレーだ。敵陣ペナルティーエリア手前で味方のパスに伸ばしたハーランドの左足が、クリスタル・パレスのデンマークDFアンデルセンの頭部を直撃。アンデルセンは後頭部を押さえてピッチに倒れ込んだが、警告などカードは出ずにプレーはそのまま再開された。
記事では、「このキックで退場にすべきと感じたファンもいた」と触れ、「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)はこのプレーをチェックせず、イエローカードさえ出なかった。もうルールにうんざりしている」というファンの嘆きを紹介していた。
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