シャルケDF吉田麻也、守備崩壊で6失点大敗に海外メディアが厳しい目 「GKの視界を遮ってしまった」
前半アディショナルタイム、相手MFハベラーにミドルを打たれた際に結果的にGKの視界を遮る形に
ドイツ1部シャルケは、現地時間8月27日にホームで行われたブンデスリーガ第4節ウニオン・ベルリン戦で1-6とショッキングな大敗を喫した。センターバック(CB)に入った日本代表DF吉田麻也がフル出場したなかで、守備が崩壊。海外メディアはミドルシュートを被弾した場面に「GKの視界を遮ってしまった」と指摘している。
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シャルケの吉田が先発出場した一方、ウニオン・ベルリンの日本代表MF原口元気はベンチスタート。試合は前半6分、サイドからのクロスをきっかけにシャルケが失点を喫してしまう。
シャルケは前半31分にドイツ人FWマリウス・ビュルターがPKを決めて同点に追い付くが、同36分にウニオン・ベルリンのスリナム代表MFシェラルド・ベッカーのシュートがDFマリック・チャウに当たってコースが変わり、2失点目。さらに、前半アディショナルタイム、セットプレーのこぼれ球をドイツ人MFヤニク・ハベラーの豪快ミドルを被弾してリードを広げられてしまう。
後半開始早々には、吉田が相手のアメリカ代表FWジョルダン・シエバチュのシュートを一度はスライディングで阻止するも、こぼれ球をベッカーに押し込まれて追加点を献上した。後半42分、今度はドイツ人FWスヴェン・ミシェルに抜け出され、吉田が懸命に戻るも一歩及ばずに失点。その3分後にも吉田が競り負けたボールをミシェルに拾われてゴラッソを決められ、守備が崩壊したシャルケは1-6と大敗を喫した。
衛星放送「ユーロスポーツ」ドイツ版は、ハベラーのミドルを被弾した3失点目に関して、「前半終了間際にロイヤルブルー(シャルケの愛称)に再び不運。吉田麻也はGKシュヴォロウの視界を遮ってしまった」と言及。後半開始直後の失点に関しても、「吉田はペナルティエリア内でシエバチュを止めようとしたが、その試みはベッカーにチャンスを与えることになった」と触れた。
失点は吉田だけの責任ではないが、最終ラインの一角を担うだけに、ほろ苦い結果となってしまった。