清水MF乾貴士の決勝ゴラッソを元日本代表DFも称賛 「イメージどおり」のゴールが生まれた理由は?

京都戦でゴールを決めたMF乾貴士【写真:Getty Images】
京都戦でゴールを決めたMF乾貴士【写真:Getty Images】

元日本代表DF栗原勇蔵氏は「タイミング」と「インサイドキック」に着目

 清水エスパルスのMF乾貴士は、8月27日にホームで行われたJ1リーグ第27節京都サンガF.C.戦で後半23分に決勝ゴラッソを叩き込み、チームを1-0の勝利に導いた。元日本代表DF栗原勇蔵氏は、「タイミングが完璧」「イメージ通りのナイスゴール」と称賛している。

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 直近4試合で2勝2分の11位・清水は14位・京都と対戦。前半はスコアレスで折り返すなど、白熱した展開が続いた。

 そのなかで迎えた後半23分だった。清水はDF立田悠悟のロングボールにDF片山瑛一が抜け出してFWカルリーニョス・ジュニオへつなぐ。これをC・ジュニオが左へはたくと、乾が反応。ペナルティエリア左からハーフバウンドの難しいボールをダイレクトで右足シュートを放つと、ボールはゴール右上に突き刺さり、待望の先制点となった。

 試合は清水がこの1点のリードを守り切り、1-0で勝利。乾にとっては、シーズン途中の移籍で加入した新天地での5試合目で待望の初ゴールとなった。

 テクニシャンの乾らしい技ありの一撃となったが、元日本代表DF栗原氏は「バウンドに合わせるタイミングが完璧で、インサイドで蹴ってイメージどおりのナイスゴール。踏み込みが浅いとふかしてしまうので、普通は難しいですけど、乾は得意ですね。完全に歩幅も合っています。乾が加入してチームも5戦負けなし(3勝2分)と調子も上向きで、エスパルスはもう(降格の心配は)大丈夫そうですね」と称えていた。

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