五輪8強敗退で傷心の韓国代表エース トットナムで“プレーするため”にW杯最終予選第2戦を回避

リオ五輪参戦によりクラブでの立場は悪化

 ソンはオーバーエイジ枠(24歳以上)でリオ五輪に志願の参戦を果たしたことで、トットナムでの立場を一層悪化させている。

 記事では「彼の成長の欠如は、ヴォルフスブルクというドイツ復帰の可能性を導いた。だが、彼はスパーズに残留した。彼は2年目にレギュラーになりたいと願うが、夏の長期にわたる代表参加は助けになっていない」と厳しい状況が伝えられている。1年前にアジア人最高額の2200万ポンド(約30億円)で加入したソンは、昨季のリーグ戦で4得点に終わった。

 トットナムは移籍市場閉幕直前に、レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコを期限付き移籍で獲得すべく動いていたが、これがもし実現していたら、ソンはドイツに強制送還となっていた可能性もある。兵役免除という悲願を叶えられなかったソンは、アジア最終予選ではなく、トットナムでのキャリア立て直しを優先させることにしたようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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