「空中戦のモンスターだ」 アーセナル冨安、地元メディアが次節“今季初スタメン”予想「ベストな方法になり得る」
8月27日の本拠地フルハム戦、危険なストライカーを封殺する鍵は冨安?
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は怪我の影響で開幕から出遅れていたが、直近2試合は途中出場でピッチに立っている。地元メディアは次節、現地時間8月27日の本拠地フルハム戦でのスタメン復帰が予想されている。
冨安はふくらはぎの負傷により、昨季は後半戦の大半を欠場。今季もプレシーズンから別メニューでの調整が続き、開幕戦も欠場していた。昨季の加入直後から右サイドバック(SB)のファーストチョイスだったが、現在はセンターバックからコンバートされたイングランド代表DFベン・ホワイトに定位置を譲っている。
英地元メディア「フットボール・ロンドン」は27日の第4節フルハム戦に向け、担当記者による予想スタメンを公開。タシャン・デニラン=アレーン氏は昨季英2部チャンピオンシップの得点王であるフルハムのエースFWアレクサンダル・ミトロビッチの脅威に対処を考えれば、SBはホワイトとオレクサンドル・ジンチェンコよりも、冨安とキーラン・ティアニーのほうが適しているとしたうえで、ホワイトに代わって冨安が右SBで先発すると予想した。
もう1人のカヤ・カイナック氏も同様に冨安をスタメンに予想。昨季チャンピオンシップ記録を更新する43得点を叩き出したミトロビッチに対する対抗策になり得る実力の持ち主として冨安を絶賛している。
「右SBは、アレクサンダル・ミトロビッチがもたらすフィジカルの脅威に対処するためにベン・ホワイトに代わって冨安健洋を起用したい。この日本代表は空中戦のモンスターだ。フルハムで最も危険な攻撃を無力化するのにベストな方法になり得るだろう」
安定感抜群の守備が現地でも高く評価される冨安。危険なストライカーを擁するフルハム戦で昨季第37節ニューカッスル戦以来のスタメン出場を果たすことになるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)