英国勢のCLグループステージを英紙展望 「最も難しいタスクを与えられた」「夢のグループを引き当てた」のは?
イングランド勢はリバプール、シティ、チェルシー、トッテナムが出場
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の組分け抽選会が、現地時間8月25日にトルコ・イスタンブールで行われた。4チームが出場するイングランド勢の展望を英紙「デイリー・メール」が報じている。
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イングランドからは昨季準優勝のリバプール、プレミアリーグ2連覇中のマンチェスター・シティ、2020-21シーズンのCL王者チェルシー、そして18-19シーズンのファイナリストで、3シーズンぶりに出場権を獲得したトッテナムが出場する。
ポット1に組み込まれたジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティはグループGに入り、セビージャ(スペイン)、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)、コペンハーゲン(デンマーク)と同組に。今季の目玉補強であるノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドにとっては、いきなりドルトムントとの古巣対決が実現すると注目される。
直近5シーズンで3度決勝へ駒を進めているリバプールはグループA。アヤックス(オランダ)、ナポリ(イタリア)、レンジャーズ(スコットランド)と難敵揃いの組を引き当てる結果となり、同紙は「イングランド勢の中で最も厳しいタスクを与えられた可能性がある」と分析している。
チェルシーはグループEで、ACミラン(イタリア)、ザルツブルク(オーストリア)、ディナモ・ザグレブ(クロアチア)と同居する形に。ミランとの首位争いが予想される組分けとなった。
そして、「夢のグループを引き当てた」とされるのがアントニオ・コンテ監督に率いられるトッテナムだ。ポット2から振り分けられた“スパーズ”はグループDに入り、MF鎌田大地とMF長谷部誠が所属するUEFAヨーロッパリーグ(EL)王者のフランクフルト(ドイツ)、MF守田英正が所属するスポルティングCP(ポルトガル)、そしてマルセイユ(フランス)と対戦するが、王者レアル・マドリード(スペイン)やパリ・サンジェルマン(フランス)といったチームと当たる可能性もあったなかで、比較的楽なグループを引き当てたという見方をされている。
グループCではバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、FCバルセロナ(スペイン)、インテル(イタリア)が同居するいわゆる“死の組”が生まれたなかで、イングランド勢はそうした厳しいグループを避けることになった。直近5シーズンの間に計6チームが決勝へ駒を進め、18-19シーズンと20-21シーズンには決勝で同国対決も実現している。今季も欧州最高の舞台でイングランド勢の快進撃が見られるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)