不満を抱える岡崎が本田や香川らに注文 「ストレスになった。いろいろ試していくのもあり」

レスターと代表で異なる役割に困惑も…

 所属のレスターでは、俊足が武器のイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが1トップに君臨し、チーム全体としてもシンプルな縦パスからカウンターを狙うスタイルが定着している。岡崎はトップ下のような位置に入り、献身的に守備の役割をこなしながら、ポストプレーで攻撃の中継点となる役割をこなす。代表とレスターでは、プレースタイルに大きな違いが生じているが、「レスターに戻って、広いスペースの中で自分が自由に動けるっていう役割をやりながら、また代表戻ってきたら、狭い中で周りとコンビネーション合わせていかないといけない」と、戦い方の違いに若干の戸惑いを見せている。

 中央攻撃に人数をかけて、細かいパス交換から崩す形は日本のストロングポイントだ。とはいえ、ライバル国が急速に力をつけ始めた今、そのストロングポイントを前面に押し出すだけでは勝利を掴めない。プレミアで揉まれたエースは、チームに柔軟な姿勢とスタイルの再考を求めている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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