浦和は「“東アジア最強クラブ”と認められた」 全北現代、ACLベスト4敗退に母国嘆き「韓日戦に負けた」
ACL準決勝は延長戦、PK戦までもつれ込んだ末に敗退
韓国1部・全北現代は8月25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝で浦和レッズに2-2で突入したPK戦の末に敗れ、アジア王者への夢は潰えた。母国メディアも「浦和は東アジア最強クラブと認められた」と伝えている。
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前半11分にMF松尾佑介のゴールで浦和に先制を許した全北現代だったが、後半10分にMFペク・スンホのゴールで同点に追い付き、試合は延長戦に突入。延長後半11分、MFハン・ギョウォンが押し込んで一度は勝ち越すも、勝利目前の延長後半15分、浦和FWキャスパー・ユンカーにゴール前のこぼれ球を押し込まれて2-2に追い付かれ、PK戦に突入した。
先攻となった全北現代は1人目のMFキム・ボギョン、2人目のMF・イスンギが浦和GK西川周作に2連続PKストップを食らってしまう。浦和のキッカー3人目を務めたMFダヴィド・モーベルグのシュートをGKイ・ボムスが止めたが、全北現代は4人目のDFキム・ジンスのシュートがポストに当たって失敗。浦和MF江坂任に決められてPKスコア1-3で敗れ、決勝進出を逃した。
全北現代は8月18日のラウンド16で韓国勢対決となった大邱FC戦を延長戦の末に2-1で突破。22日の準々決勝ではヴィッセル神戸を相手に再び延長戦を戦い、3-1で勝利して準決勝に進出していただけに、3試合連続での延長戦で悔しい敗退となった。
韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」は「延長、延長、延長、そしてPK戦で敗退」と見出しを打ち、「全北現代がアジア王者挑戦に失敗した」とレポート。韓国紙「毎日経済新聞」も「全北現代は韓日戦に負け、浦和は東アジア『最強クラブ』と認められた」と伝えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)