久保所属のソシエダ、スウェーデン代表FW退団を見据えて補強準備 無所属カバーニ獲得の可能性浮上

現在無所属のエディンソン・カバーニ【写真:Getty Images】
現在無所属のエディンソン・カバーニ【写真:Getty Images】

イサクに退団の可能性があり、ライプツィヒFWセルロートとともに獲得候補に浮上

 日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダは、今夏の移籍市場で新たな動きに出る必要性が問われるかもしれない。スペインメディア「フットボール・エスパーニャ」によると、スウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクのイングランド1部ニューカッスル移籍に伴い、前マンチェスター・ユナイテッドのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ獲得に乗り出すようだ。

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 2019年夏にドイツ1部ボルシア・ドルトムントからレアル・ソシエダに加入していたイサクは、8月21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節バルセロナ戦でも、チームが1-4と敗れたなかで、唯一のゴールを記録するなど気を吐いていた。久保とも好連係を見せていたが、22歳の注目株に対しては多くのビッグクラブが関心を示していた。

 そうしたなか、スペインではニューカッスルが7000万ユーロ(約96億円)の移籍金で、すでにクラブ間合意に達しており、イサクの獲得発表が近いと報じられている。新たなストライカーを獲得するための十分な金額を得られるレアル・ソシエダは、ドイツ1部RBライプツィヒのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートをリストアップしているという。

 また、昨季までマンチェスター・ユナイテッドに在籍していたカバーニの獲得にも乗り出す可能性があるようだ。現在、所属先がない35歳のストライカーは、スペイン1部バレンシアとビジャレアルとの交渉が進んでいるという。

 記事では、「ゴールを挙げることに苦心しているソシエダは、移籍市場の終盤にカバーニのようなゴールスコアラーを獲得できれば、問題は解決できるかもしれない。2つのクラブとの競合に勝たなければならないが、財政面に加えて、UEFAヨーロッパリーグ(EL)というハイレベルな競争の場も提供できる。全員にとってメリットのある移籍になるかもしれない」と、レアル・ソシエダが逆転できる可能性を指摘している。

 終盤まで大きな動きを見せている今夏の移籍市場だが、果たしてレアル・ソシエダは、市場が閉まる時、どのような顔ぶれがチームにいることになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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