21シーズンは怪我の影響で公式戦出場なし

　J1のFC東京が8月23日に公式TikTokを更新。投稿された動画には、元日本代表GK林彰洋の約2年ぶりとなった実戦復帰の様子が収められている。

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　林は2020年11月のトレーニングで負傷し、12月に手術を実施。右膝前十字靭帯損傷、外側半月板損傷の大怪我となり、長期離脱を余儀なくされると、21年1月には再手術を行った。7月にチームトレーニングに合流となり、8月21日に行われたJ2・FC町田ゼルビアとの練習試合に出場し、約2年ぶりの実戦復帰を果たした。

　怪我の影響で昨季の公式出場は「0」。FC東京は今季、ベガルタ仙台からポーランド人GKヤクブ・スウォビィクを獲得し、ゴールキーパーの層も充実。35歳の林が正守護神争いに加わることになる。

　そんななか、FC東京公式TikTokでも林の実戦復帰に注目。ボールキャッチシーンや、味方にパスをする様子、コーチングで声を張る林の姿が収められており、林の練習試合後のコメントも紹介されている。

「とにかく楽しかった。これからはプレーできることへの感謝を持ちながらサッカーを楽しみたい。プロなのでやれて当たり前ということが前提にあるが、僕は当たり前ではないというものを感じた2年間だったので」

　この投稿のコメント欄には、「ついに林が戻ってきたか」「おかえりなさい」「俺らの守護神！」「待ってましたー！」など、温かいコメントが数多く寄せられている。

　大怪我から実戦復帰を果たした林。熾烈な正守護神争いに勝利し、再びリーグ戦の舞台でゴールマウスを守る姿をファン・サポーターは期待している。