南野拓実は「自信を失っている」 モナコ監督、ノーゴールの現状に言及「フィジカルトレーニングを課している」
クレメント監督は今後の巻き返しに期待
フランス1部ASモナコに移籍した日本代表MF南野拓実は、新天地でレギュラー奪取に至っていない。リーグ・アン公式サイトによれば、チームを率いるフィリップ・クレメント監督は「南野は自信を失っている」と指摘している。
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今夏にイングランド1部リバプールからモナコへ完全移籍した南野。8月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦・第1戦PSV(オランダ)戦(1-1)で公式戦デビューを果たしたものの、ストラスブールとのリーグ・アン開幕戦(2-1)は筋肉疲労により欠場した。
続く8月9日に行われたCL予選3回戦の第2戦では先発出場。後半23分までプレーしたが見せ場を作れず、チームも延長戦の末に敗退となった。
リーグ戦ではここまで3試合で、出場は第3節レンヌ戦(4-1)のみ。目に見えた結果を残せていない、苦しいシーズンのスタートとなった。
モナコのクレメント監督は、シーズン序盤ゆえに「選手の名前を個別に挙げて評価するのは早すぎる。あまりの多くの選手がベストの状態ではなかった」と前置きしたうえで、南野について語っている。
「南野? 彼はまだ得点できていないから自信を失っている。負傷から復帰したばかりでベストパフォーマンスができていなかった(フランス人DF)ブノワ・バディアシルのように、我々は彼(南野)にフィジカルトレーニングを課している」
モナコは8月28日のリーグ・アン第4節でパリ・サンジェルマンと対戦予定。そのプレビュー記事内では、「(ロシア代表MF)アレクサンドル・ゴロビンは中盤の左側で南野よりも好まれる可能性がある」と触れられており、南野としては厳しい戦いが続きそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)