ユナイテッドOBファーディナンド、C・ロナウドの先発落ちを予想 「異なる選手を起用してはるかに良かった」
ロナウドの序列が低下していることを指摘
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間8月22日に行われたプレミアリーグ第3節でリバプールに2-1で勝利し、今シーズン初白星を挙げた。この試合、エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは先発を外れたが、クラブOBの元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、ロナウドが今後も先発を外れることを予想している。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
試合前の下馬評では、不利だと予想されていたユナイテッドだったが、前半から攻勢に試合を進め、イングランド代表MFジェイドン・サンチョとイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードのゴールでリードすると、相手の反撃を1点に封じて逃げ切った。
エリック・テン・ハフ監督は、ロナウドを先発起用で使わなかっただけでなく、フランス代表FWアンソニー・マルシャルを先に起用した。こうしたことからも、ファーディナンド氏はロナウドの序列が低くなっている可能性を指摘する。
「クリスティアーノ・ロナウド、私たちは彼が成し遂げてきたことを知っている。彼が何者で、どれだけ優れているかも。だが、このような状況にあれば、どんな選手であったとしても、監督はチームのほうを見るだろう。リバプール戦の方がチームは良かったか?チームは良かった。結果も示している。彼らは前回、0-4で敗れていた。誰もクリスティアーノ・ロナウドの責任だとは言っていない。だが、異なる選手を起用して、チームははるかに良かった」
さらに、「私は、テン・ハフ監督はこのチームで続けると思う。なぜなら、最初の45分でも十分に『これが自分の求めているものだ』と感じられたはずだからだ」と、今後もロナウドを外す可能性が高いという見解を語っている。
昨シーズンは最後の5試合で6得点を挙げていたロナウドだが、今季は出場時間も短く、ノーゴールとなっているロナウド。このまま、ユナイテッドの控え選手というシーズンを過ごすことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)