「この落ち着き」 ユナイテッドMF、相手をいなす“技ありゴール”に反響「サンチョのうまさが詰まってる」
ユナイテッドが2-1で逃げ切り今季リーグ初勝利
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間8月22日、ホームにリバプールを迎えた大一番を2-1と制し、今季リーグ初勝利をもぎ取った。先制点をもたらしたイングランド代表MFジェイドン・サンチョのフェイントで相手をかわして決めた技あり弾に反響が広がっている。
開幕からブライトン戦(1-2)、ブレントフォード戦(0-4)で2連敗を喫し、一時は最下位となっていたユナイテッド。エリック・テン・ハフ監督解任の噂もメディアから上がるなど厳しいチーム状況のなか、リバプールとの大一番を迎えた。
テン・ハフ監督はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをベンチスタートとし、最前線にはイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを先発起用。サイドには左にスウェーデン人FWアントニー・エランガ、右にサンチョを配置した。
すると前半16分、エランガがワンツーで上手く左サイドを崩すと、マイナスのクロスにサンチョが反応。うしろ向きからすぐに前を向くと、ブロックに入ろうとしたリバプールMFジェームズ・ミルナーをワンフェイクで手玉に取り、最後は落ち着いて右足でゴール左に決めた。
その後、ユナイテッドは後半8分にカウンターからラッシュフォードが決めてリードを広げると、終盤にリバプールFWモハメド・サラーに1点返されるもそのリードを守り切り、2-1で今季リーグ初勝利を飾っている。
この試合で見せたサンチョの先制点のシーンがクラブ公式ツイッターで「鋼鉄の心臓」と題して公開されると、ファンから「この落ち着き」「1日中見ていられる」「なんてフィニッシュだ!」「サンチョのうまさが詰まってる」「ワールドクラス」と惜しみない賛辞が送られた。
新体制でようやく力を発揮し始めたサンチョの今後の躍動に期待が高まる。