浦和、ACL準決勝・全北現代戦へ前日練習 ロドリゲス監督が生み出す締った空気…戦術的な確認も実施か

モーベルグと話すロドリゲス監督【写真:FOOTBALL ZONE】
モーベルグと話すロドリゲス監督【写真:FOOTBALL ZONE】

ACL準決勝では韓国の全北現代と対戦

 浦和レッズは8月24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝、全北現代(韓国)戦の前日練習を実施。冒頭15分間の公開練習はリカルド・ロドリゲス監督の声がかかるとピリッとしたムードで始まった。

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 晴天の下でピッチに姿を現した選手たちは、リフティングゲームや談笑するなどリラックスしていた。2試合連続ゴールのMFダヴィド・モーベルグとロドリゲス監督がコミュニケーションを取っている姿もあったが、指揮官が「さあ、行こう」と声を掛けると雰囲気が変わってトレーニングがスタートした。

 8月22日の準々決勝を欠場したMF大久保智明や、8月6日のJ1リーグ第24節・名古屋グランパス戦(0-3)で負傷交代したMF平野佑一も姿を見せた。長期離脱中のDF犬飼智也と、7月のフランス1部パリ・サンジェルマン戦(0-3)で負傷したFWブライアン・リンセンを除く選手たちが顔を揃えていた。

 主将の西川周作以下、GKたちはジョアン・ミレッGKコーチの下に集合。ハーフコートよりやや狭い位置にゴールも用意され、この後に戦術的な確認も行って明日の決戦に臨むと見られる。

 浦和と全北はACLが現行フォーマットになって以来、アジア最多タイの2回優勝で並ぶ。東アジアの盟主を懸けた戦いに浦和は順調な調整で臨むことができそうだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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