鎌田大地は「波に乗っている」 好調なパフォーマンスを現地称賛「このクオリティーを持つ選手はチーム内に見当たらない」

ゴールを決めたMF鎌田大地【写真:Getty Images】
ゴールを決めたMF鎌田大地【写真:Getty Images】

ケルン戦では途中出場からわずか2分後に華麗なFK弾をマーク

 ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、8月21日に行われたブンデスリーガ第3節ケルン戦(1-1)で直接フリーキックを叩き込み、今季2ゴール目をマークした。フランクフルト専門メディア「SGE4EVER」は、「鎌田は波に乗っている」と称賛している。

 前節のヘルタ・ベルリン戦(1-1)で今季初スタメン&初ゴールをマークした鎌田だったが、今節ではコンディション不良が伝えられていたなかでベンチスタートに。それでも、後半24分に途中出場を果たすとそのわずか2分後、セットプレーのチャンスから見せ場を作る。

 敵陣左サイドの深い位置でドリブルを仕掛け、ファウルを誘発して得たFK。キッカーを務めた鎌田が右足を一閃すると、鋭いカーブがかかったボールはDFヨナス・ヘクターの頭に当たってゴールファーサイドへ吸い込まれた。

 試合は1-1で引き分けに終わったものの、「SGE4EVER」では衝撃FK弾を決めた鎌田をマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出し、「鎌田は波に乗っている」と評価している。

「フランクフルトは今、鎌田大地のゴールに頼っている。風邪を引いていた日本人選手はベンチスタートにもかかわらず、見事なFKでゴールを奪い、チームをリードした。彼は良くも悪くも違いを生み出せる選手だ。フィリップ・コスティッチが去ったあと、このクオリティーを持つ選手はチーム内に見当たらない。この26歳が好調で、9月1日以降もチームに残ってくれることを祈るばかりだ」

 今季リーグ戦では2戦2発、公式戦4試合4ゴール中と好調な鎌田への期待は高まるばかりだ。

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