MF邦本宜裕、新天地ポルトガルで初アシスト 守備網切り裂く“美ロングスルーパス”を現地絶賛「誘導パス」

カーザ・ピアMF邦本宜裕【写真:Getty Images】
カーザ・ピアMF邦本宜裕【写真:Getty Images】

今夏カーザ・ピア移籍の邦本宜裕、3試合連続スタメン出場で初アシストと存在感

 ポルトガル1部カーザ・ピアACに所属するMF邦本宜裕が現地時間8月21日のリーグ第3節ボアヴィスタ戦(2-0)にスタメン出場。守備網を切り裂く圧巻のスルーパスで移籍後初アシストをマークし、現地メディアが「邦本の誘導パス」「圧巻のパス」と称えている。

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 現在24歳の邦本はアビスパ福岡(当時J2)に所属していた2017年5月、契約条項違反により契約解除となり、18年1月に慶南FCへ加入。20年から全北現代へ移籍したなか、今年7月8日に飲酒運転で摘発され、契約解除となっていた。

 7月27日にカーザ・ピアへの加入が発表されたなか、開幕戦から連続出場を続けている邦本は、第3節のボアヴィスタ戦にもスタメン出場。1-0とリードして迎えた後半22分、自陣エリア手前でボールを受けた邦本は一度パスを試み、これは相手にブロックされたものの、こぼれ球をすぐさま拾うと、前線にスペースを目がけて絶妙なロングスルーパスを通した。

 これに反応したFWセイビア・ゴッドウィンが持ち込み、そのままゴールを陥れてリードを広げ、チームも2-0と完勝している。

 ポルトガル紙「O JOGO」が「邦本の誘導パスからゴッドウィンのフィニッシュ」とゴールシーンを伝えれば、ポルトガルメディア「Maisfutebol」も「邦本の圧巻のパス」と絶賛。3試合連続スタメンで存在感を放つなど、新天地で評価を着実に高めているようだ。

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