「これ負けたら暴動」 浦和、ACL準々決勝で“ゴール2度取り消し”にファン悲鳴「え?」「嘘だろ」
BGパトゥムと対戦、前半1分と25分にネットを揺らすもノーゴール判定
浦和レッズは8月22日、AFCチャンピオンズリーグ準々決勝でBGパトゥム(タイ)と対戦。浦和が開始1分と前半25分にゴールネットを揺らすも、いずれもノーゴール判定となり、ファンから悲鳴が上がるシーンが巻き起こった。
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中2日で迎えた浦和は、ラウンド16からスタメン1人のみを変更。リカルド・ロドリゲス監督にとっては、かつて指揮していた古巣クラブとの対戦となった。
試合は開始1分、DF岩波拓也がロングフィードを送り、MF松尾佑介が走り勝って右足でシュート。これがゴール左下に吸い込まれて早々にネットを揺らした。しかし直後、主審が耳に手を当てて、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)とやり取りし、オンフィールドレビューを実施。その結果、判定を変更し、松尾が抜け出してトラップした際、腕に当たったという判断と見なされ、ゴールは取り消された。
さらに前半25分、MF関根貴大が左サイドの敵陣中央へドリブルを開始。そのまま中央に切れ込むと、キックフェイントを入れつつ、ペナルティーエリア手前から右足を振り抜く。グラウンダーのシュートがネットを揺らして会場が沸いた。しかし直後、ゴール前にいた松尾が関与したとしてオフサイドの判定となり、再び浦和のゴールが取り消された。
SNS上ではファンから「え??」「嘘だろ」「不運が続いている」「またゴール取り消し」「これ負けたら暴動」などの悲鳴が相次いだ。
それでも前半32分、関根がドリブルで仕掛けてパス。MFダヴィド・モーベルグが受けると、エリア内に進入して左足シュート。強烈な一撃が相手GKの手をはじいてゴール右に吸い込まれた。さらに同42分にはコーナーキックの流れから岩波が合わせて2-0とリードするなど不安を払拭して前半を折り返した(編集部注/後半にも2ゴールを重ねて浦和が4-0と完勝)。