PSGムバッペ、電光石火の“キックオフ8秒ゴール” メッシが浮き球アシスト…仏リーグ最速タイ記録と海外報道
リール戦のキックオフ直後、メッシ→ムバッペの先制ゴールが話題に
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが現地時間8月21日のリール戦(7-1)でキックオフからわずか8秒、フランスリーグ史上最速タイ記録に並ぶ電光石火の先制ゴールを決めた。
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まさに一瞬の出来事だった。PSGはキックオフからパスを3本つなぐと、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが前線へ浮き玉のパスを供給。これが最終ラインの背後に抜け出したムバッペに通る。パスを受けた背番号7は、飛び出したGKの頭上を抜くループシュートでボールをゴールへと収めた。
試合開始わずか8秒。たった4本のパスから生まれた電光石火の一撃。PSG公式サイトによれば、元フランス代表のポール・ル・グエン氏が1993年のカップウィナーズカップ・APOELニコシア戦で決めた13秒弾を抜き、クラブ史上最速記録を更新したという。また、「スポーツ・イラストレイテッド」によれば、SMカーンなどで活躍したミチェル・リオ氏が保持していたリーグ・アン史上最速タイ記録だという。
英メディア「Sportskeeda」は「PSGファンはリーグ・アン史上最速ゴールに畏敬の念を抱いている」とレポート。SNS上では「メバッペとメッシがキックオフの不具合を悪用した」「(アシストしたメッシは)史上最高のプレーメーカー」「メッシとムバッペは時間を無駄にしない。瞬きをしておたら見逃してしまう」と称賛の声があがっているという。
なお、試合はPSGが7-1で圧勝。ムバッペはその後に2得点を追加してハットトリックを達成。ムバッペとの不和も伝えられたネイマールも2得点。メッシとDFアクラフ・ハキミがそれぞれ1ゴールを記録した。昨季王者PSGは3試合で17得点3失点という圧倒的な破壊力を武器に、開幕3連勝を飾った。