鎌田大地は「今季最高のフランクフルター」 “衝撃FK弾”を現地絶賛、リーグ2戦連発の活躍に賛辞
自ら得たFKを直接ゴールに決め、リーグ戦2試合連続ゴールを達成
ドイツ1部フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は、8月21日に行われたブンデスリーガ第3節のケルン戦で、途中出場から直接フリーキックを決め、2試合連続ゴールを達成した。今シーズンの公式戦で、すでに通算4得点を挙げている日本人MFについて、ドイツ紙「Frankfurter Rundshau」は、「ここまで今シーズン最高のフランクフルター」と、シーズン序盤戦の活躍を称賛している。
前節のベルタ・ベルリン戦(1-1)で今季リーグ戦初スタメンを飾り、後半3分にリーグ戦初ゴールを挙げた鎌田だったが、ケルン戦を前にコンディション不良となり、この試合はベンチスタートに。それでも後半24分に途中出場すると、その2分後には敵陣左サイドの深い位置でドリブルを仕掛け、ファウルを受けて直接FKを獲得する。
このFKでキッカーを務めた鎌田は右足を振り抜くと、鋭いカーブのかかったボールはゴールへ向かい、相手DFヨナス・ヘクターの頭に当たってゴールに決まった。
その後、チームは同点ゴールを許し、今シーズンの初勝利を挙げることはできなかったが、「Frankfurter Rundshau」は、鎌田の好調ぶりを称賛。寸評では、「長い間、コンディション不良で弱められ、ベンチスタートとなった。実に残念なことだ。途中出場すると、すぐに決定的な仕事をした。ファウルを受け、FKをもらうと、ボールを置いてゴールに叩き込んだ。ケルン戦だけでなく、今季ここまで最高のフランクフルターだ」と、リーグ戦2試合2得点、公式戦4試合4得点とハイペースでゴールを決めている鎌田を称えている。
鎌田の活躍がありながらも、リーグ戦では2分1敗と未勝利が続いているフランクフルト。次節のブレーメン戦(28日)では、鎌田の3試合連続ゴールとともに、チームの今季初勝利にも期待がかかる。