シント=トロイデン新加入の岡崎、オーステンデ戦で香川と揃って先発出場

　ベルギー1部シント=トロイデンは現地時間8月20日、リーグ第5節でオーステンデと対戦し、前半の1点を守り切り今シーズン初勝利を飾った。このゲームでは、元日本代表のMF香川真司とFW岡崎慎司の2人が揃って先発出場。試合後、クラブ公式ツイッターがプレー中に2人が並ぶ姿をアップすると、「エモいとはまさにこのこと」「Wシンジ」と話題を呼んでいる。

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　岡崎は清水エスパルスからシュツットガルト、マインツを経てレスターに加入。プレミアリーグ優勝に貢献し、2019年にスペイン2部マラガへ移籍した。ウエスカではチーム得点王の活躍で2部優勝を果たし、1部に昇格。21年夏からカルタヘナでプレーしていたが、契約満了でフリーに。コンディション調整のためシント＝トロイデンの練習に参加すると、8月19日にクラブが岡崎の獲得を発表した。

　加入直後となったオーステンデ戦で岡崎はGKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、香川とともに早速スタメンに名を連ねた。試合は前半17分にコーナーキックのチャンスからセンターバックのトニー・ライストナーが決めて先制。この1点を守り切り、シント=トロイデンがリーグ開幕後、初勝利を飾っている。

　試合翌日、クラブ日本語版公式ツイッターは1枚の写真を公開。試合中に香川と岡崎が並んで会話する瞬間を、「10×30」と2人の背番号を記し紹介した。これにファンから「エモいとはまさにこのこと」「Wシンジ」「最高の並び」「いい画だな」「シンジズ」と反響。かつて日本代表メンバーとして共闘した2人が再度同じピッチに立つ姿に、ファンが熱視線を注いだ。

　シント=トロイデンは27日の次節、KVメヘレンをホームに迎え撃つ。岡崎を加え、日本人が計5人となったシント=トロイデンの今後から目が離せない。