ボルシアMG板倉滉は「期待以上の活躍」と現地絶賛 高技術&安定プレーに賛辞「ファン待望の選手」
ブンデス開幕から3試合でフル出場、主力CBとしてのプレーぶりに現地注目
ドイツ1部ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉は、8月19日のブンデスリーガ第3節ヘルタ・ベルリン戦にフル出場し、1-0の無失点勝利に貢献。前節のシャルケ戦に続き、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された板倉のここまでのパフォーマンスを海外メディアが絶賛している。
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板倉は昨季、保有元のマンチェスター・シティからドイツ2部シャルケに1年間の期限付き移籍を経験し、リーグ優勝と1年での1部復帰に大きく貢献。今夏の去就動向が注目されたなかで、ボルシアMGへ4年契約で完全移籍。主力センターバック(CB)としてここまでブンデス開幕から3試合でフル出場している。
4バックの右CBでプレーしたヘルタ戦では、安定した守りや足元の技術の高さを活かしながら存在感を発揮。前節のシャルケ戦に続き、2試合連続でMOMに選出と高評価を受けたなか、衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版は「グラードバッハを鼓舞する板倉。ファン待望の日本人選手誕生」との見出しで「板倉は期待以上の活躍を見せ、ファンの間で今シーズンのさらなる活躍を期待させることになった」と、今季ここまでのプレーに賛辞を送っている。
記事では、ホッフェンハイム戦、シャルケ戦、ヘルタ戦の3試合における板倉のスタッツも紹介。ホッフェンハイムとの開幕戦では出場選手で最多の107回のボールアクションを記録し、シャルケ戦で128回、ヘルタ戦では77回だったことを引き合いに「板倉はその技術力が、ダニエル・ファルケ(監督)がグラードバッハでやりたいサッカーに非常によくマッチしている。45歳のファルケはポゼッションサッカーに重きを置いているため、板倉は足元のボールでその技術を発揮する機会を多く得ることができる」との見解が記された。
一方で、「デュエルにおいて、板倉はタックルが下手ではない」と球際での強さにも注目しており、ファルケ監督の「コウは並外れたプレーをした」との言葉を引用しながら、「シャルケとの試合では、1対1の勝負に持ち込む強靭な姿勢でしばしば注目を集めた。あらゆる勝負に全力投球した」と綴り、重要な戦力であることを強調。ブンデス1部初挑戦ながらも、新天地で早速、評価を高めているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)