「非道な行動」 守田英正VSペペ、日本代表MFの顔をかかとで蹴った“決定的瞬間”に現地注目「憤慨させた」
スポルティングMF守田とポルトDFペペが激しい攻防、現地紙がクローズアップ
日本代表MF守田英正が所属ポルトガル1部スポルティングCPは、現地時間8月20日のプリメイラ・リーガ第3節でポルトと対戦し、0-3と敗れた。センターハーフでスタメン出場した守田が、相手の元ポルトガル代表DFペペと球際で激しく競り合い、顔面にかかと蹴りを食らったシーンに現地メディアが注目。「非道な行動」と報じている。
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27歳の守田は2021年1月に川崎フロンターレからポルトガル1部サンタ・クララへ移籍。活躍が認められて今夏から名門スポルティングに完全移籍したなか、開幕戦ブラガ戦(3-3)でスタメン出場。第2節リオ・アヴェ戦(3-0)は途中出場したなか、第3節ポルト戦で再びスタメンに返り咲いた。
序盤から攻守で存在感を放った守田は、前半10分にエリア内でのこぼれ球に反応。シュートフェイントで相手を翻弄し、左足で放ったシュートは惜しくも左ポストに当たり、両手で顔を覆って悔しさを滲ませた。そんな守田が相手DFペペと競り合ったのが前半38分だった。
左サイドのライン際でパスを受けた守田に対して、背後から激しく寄せるペペ。お互いに身体を当てながらボールキープを試みるなか、ペペの左足かかと部分が守田の顔を直撃。守田は顔を押さえて痛そうな仕草を見せるなか、感情を露わにしたペペは怒りの形相で、スポルティングDFマテウス・レイスと口論を繰り広げた。
このシーンについてポルトガル紙「レコルド」は「ペペの非道な行動」と注目。「ペペの振る舞いがスポルティングの選手たちを憤慨させた。具体的には前半、守田と球際で争奪戦を繰り広げ、守田の顔面をヒールで蹴ったのだ。その数秒後、このポルトガル人(ペペ)はマテウス・レイスとトラブルになり、これ自体はスポルティングにとって不愉快なものだった」と記し、一連のシーンにスポットを当てている。
試合は前半42分にスポルティングが失点。守田は後半25分に交代したなか、同30分に退場者を1人出したスポルティングが劣勢となり、そこから連続失点で0-3と敗れている。