鳴りやまないラブコール ジェラード獲得にアメリカのMLSも名乗り

国外からも届く獲得意志

 リバプールの元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードに新たな移籍先が浮上している。地元紙「メトロ」が報じた。
 来年の6月に契約満了を迎えるジェラードだが、いまだクラブとは新契約締結に至っていない。その状況を見たマンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督が獲得に関心を寄せていることが報じられたばかりだが、ここにきてアメリカのMLSに属するニューヨーク・コスモスからも獲得の要望が届く可能性が高まっているという。
 ニューヨーク・コスモスは、リバプールの前代表取締役であるリック・ペリー氏が委員を務めている。同氏は、いまだ衰えを見せぬ34歳のMF獲得を熱望しており、その機会をうかがっていると言われている。また、NYコスモスは、先週末に元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスの獲得にも成功している。
 その他にも、かつて元イングランド代表MFデイビット・ベッカムが所属していたロサンゼルス・ギャラクシーも、リバプールのキャプテン獲得の希望を示しているという。
 ミスター・リバプールは、プレミアリーグでの現役続行を志願していると言われている。契約延長か、それとも他クラブへの移籍か。背番号「8」の周囲は、もうしばらくその騒動に落ち着きを見せることはなさそうだ。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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