8月19日のラウンド16・JDT戦で5-0と完勝

　浦和レッズは8月21日にAFCチャンピオンズリーグ（ACL）の準々決勝、BGパトゥム（タイ）戦の前日練習を実施。普段のトレーニングを行う大原サッカー場には負傷離脱中の選手を除いて全員が揃い、トーナメントの一戦に向けて調整を行った。

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　長期離脱中のDF犬飼智也と、今月に入っての名古屋グランパス戦で負傷したMF平野佑一、先月のパリ・サンジェルマン戦で負傷したFWブライアン・リンセンを除く全員が揃った浦和は、この日が20歳の誕生日となるGK鈴木彩艶を拍手で祝福してトレーニングをスタートした。

　冒頭15分のみ公開のトレーニングではあったものの、19日のラウンド16、5-0で勝利したジョホール・ダルル・タクジム（JDT、マレーシア）戦で芸術的なフリーキックなど2ゴールを決めたMFダヴィド・モーベルグや、先制PKのDFアレクサンダー・ショルツ、途中出場で2ゴールのFWキャスパー・ユンカーといった外国人選手たちもコンディション調整を行っていた。

　リカルド・ロドリゲス監督はJDT戦では3-0のハーフタイムで3枚替えを敢行。試合後の記者会見では、準決勝まで進出した場合に中2日の3連戦になることを加味して「重要なのはレベルを維持すること」とメンバー変更にも含みを持たせていた。

　この日のトレーニングでパトゥムの分析を含め、最終的な準備を行って明日の試合に臨む。ロドリゲス監督は選手の状態を見極めたうえで、明日のベストと言える11人を送り込むことになりそうだ。