元マンU監督・モイーズ氏がRソシエダの新監督候補に浮上

 

ソシエダがジャゴバ・アラサテ監督を解任

 

 マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ元監督がスペイン1部のレアル・ソシエダの新監督に就任する可能性が急浮上した。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 今季19位と低迷するソシエダは1日のホーム、マラガ戦で0-1で敗れ、ジャゴバ・アラサテ監督を解任。クラブ関係者によると、かつてマンチェスター・ユナイテッドやエバートンを率いたモイーズ監督が後任の有力候補に浮上しているという。

 モイーズ監督の他にも、ウェスト・ブロムウィッチの元監督のペペ・メル氏、ブラジルワールドカップでアルゼンチン代表を準優勝に導いたアレハンドロ・サベーラ監督の名前が挙がっており、ソシエダは後任監督との契約をなるべく早くまとめたい方針だという。

 昨季マンチェスター・Uの監督に就任したモイーズ氏だが、ロングボールを多用する独自の戦術、スタイルがチームにフィットせずに、5月に解任。当時は、その采配に対する批判の声が相次いだが、その後、トルコの強豪ガラタサライなど数多くのクラブがモイーズ氏に興味を示していると地元メディアで報じられていた。同氏も最近のインタビューでイングランド以外のクラブでも指揮を執ることに前向きな姿勢を示している。

 昨季マンチェスター・Uを7位に転落させ、欧州カップ戦の出場権を獲得できなかったモイーズ氏は評価を落とす結果となったが、新天地で再出発し、名誉挽回することができるのか。今後の動向が注目される。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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