「この話はもうやめにしよう」 ドルトムントCEOがC・ロナウド獲得説を否定「接触は一切ない」
ヴァッケCEOがC・ロナウドの去就に言及
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは移籍先候補にドイツ1部の強豪ボルシア・ドルトムントの名前が浮上しているが、同クラブのハンス=ヨアヒム・ヴァッケCEOがこの去就問題に言及した。
昨夏にユナイテッドに復帰したロナウドだが、補強が思うように進まないクラブの競争力に不満を抱え、今夏の退団を希望していると伝えられている。移籍先としてフランス1部パリ・サンジェルマンやドイツ1部バイエルン・ミュンヘン、イングランド1部チェルシー、スペイン1部アトレティコ・マドリードなど強豪クラブの名前は浮かんでは消えを繰り返しているが、どのクラブとも交渉が進展している様子はない。
そうしたなかで、現地時間8月18日にドルトムント移籍が浮上。ドイツ紙「ビルト」などで、ロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏がユナイテッドにオファーを出すよう働きかけているとも伝えられていた。
これに対し、ドルトムントのヴァッケCEOは次のようにコメントしているようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
「クリスティアーノがジグナル・イドゥナ・パルク(ドルトムントの本拠地)でプレーするというのは、確かに魅力的なアイデアだ。だが、当事者間での接触は一切ない。この話はもうやめにしよう」
ヴァッケCEOによれば、現時点でロナウドのドルトムント移籍が実現する可能性はないという。ユナイテッドのドレッシングルームで不満分子の1つになっているとも言われるロナウドだが、獲得に手を挙げるクラブはまだ現れていないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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