浦和、マレーシアのJDTに5-0快勝で8強進出 10番モーベルグが2ゴールの活躍
8月20日に抽選会
浦和レッズは8月19日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のラウンド16、マレーシアのジョホール・ダルル・タクジム(JDT)と対戦し、MFダヴィド・モーベルグの2ゴールなどで5-0の快勝。ベスト8へと駒を進めた。
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浦和は4月のグループステージはタイでの集中開催で2位通過。一方のJDTは地元マレーシアでの開催で、川崎フロンターレと蔚山現代(韓国)を敗退に追い込んで首位通過してきた。浦和は8月13日のJ1リーグ第25節ジュビロ磐田戦(6-0)と同じメンバーをスタメン起用し、目の前の一戦に全力で臨む姿勢を見せた。
立ち上がりはJDTが攻め込む場面もあったが浦和は前半7分、クロスボールに飛び込んだFW松尾佑介が相手GKのファウルを受けてPKを獲得。これをDFアレクサンダー・ショルツが冷静に蹴り込んで前半8分の先制ゴールとなった。
そして浦和は「10番」のモーベルグが声出し応援が許可された声援に包まれたスタジアムを魅了した。前半19分、ゴール正面約20メートルの距離でフリーキックを得るとモーベルグが狙ったキックは鋭く曲がってゴール右上のポストに当たってゴール内へ。芸術的な一撃でリードを広げると、続く前半39分には松尾のクロスをファーサイドでFW小泉佳穂が折り返したところ、中央でモーベルグが蹴り込んで3-0とリードを広げ、ハーフタイムを迎えた。
浦和のリカルド・ロドリゲス監督は東地区の王者を決める準決勝まで勝ち上がった場合は中2日での3連戦になることを加味し、後半に向けて3枚替え。JDTも後半7分の交代で5バックから4-4-2に変更するなど反撃を狙ったものの浦和は安定した戦いを披露した。
後半39分には相手の前がかりなプレスの背後を突き、FW江坂任のラストパスを受けたFWキャスパー・ユンカーが追加点のゴール。さらに、後半アディショナルタイムにもまったく同じような形で江坂のラストパスをユンカーが決め、途中出場の2人がリードを広げた浦和は5枚の交代枠も駆使してダークホースのJDTを5-0で下した。
浦和はヴィッセル神戸に続いて日本勢で2チーム目のベスト8進出。その組み合わせ抽選会は一夜明けた20日に行われ、22日に行われる準々決勝の対戦カードが決まる。