清武「10分の1の試合に負けただけ」 W杯出場0%ジンクスも雰囲気は「そんなに暗くない」
タイのFIFAランキングはB組最下位も、「中盤に良い選手がいる」と警戒
ロシア・ワールドカップ(W杯)最終予選、日本は初戦のUAE戦を逆転負けで落とし、6日の第2戦タイ戦はアウェーながら勝利が至上命題となった。UAE戦で先制点をアシストした清武弘嗣(セビージャ)は、「まだ“10分の1”の試合に負けただけ」と黒星発進からの逆襲を誓う。
UAE戦の前半11分、清武はFKからFW本田圭佑(ACミラン)のヘディングゴールを演出したものの、その後は決定的な仕事を果たせないまま後半途中に交代。試合も逆転負けを喫するなど手痛いスタートとなったが、チームはタイ戦に集中している。
現時点のFIFAランキングを見ると、B組の最下位はタイ(120位)だが油断は禁物だ。「中盤に良い選手がいますし、組織的で規律を守ってくるチームだと思います。相手は引いてくると思うので、難しい戦いになりますけど、サイドを使うことや落として背後を狙うプレーが求められてくる」と相手の守備を警戒。さらに攻撃に変化をつけて、多彩な仕掛けからの崩しを意識している。
また「コンディション的にはいいと思いますけど、湿度が高くて、ちょっと動くと汗が出る。そこは慣れるのに時間が掛かると思うけど、そう言っても時間はないので、やるしかない」と、高温多湿のアウェー戦の進め方に注意を向けた。
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