カゼミーロ、レアル→マンU“96億円スピード移籍”で22日リバプール戦出場も 19日メディカルチェックへ

レアルMFカゼミーロ【写真:ロイター】
レアルMFカゼミーロ【写真:ロイター】

獲得に動き出してから、わずか3日でのスピード決着を見るか

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で中盤の補強を目指していた。すでに2022-23シーズンのプレミアリーグは開幕したが、スペイン1部レアル・マドリードに所属するブラジル代表MFカゼミーロの獲得に近づいているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 昨シーズン限りでフランス代表MFポール・ポグバやセルビア代表MFネマニャ・マティッチが退団したユナイテッドは、今夏の移籍市場でセントラルハーフの補強を目指していた。しかし、バルセロナのオランダ代表MFフレンキ・デ・ヨング、ユベントスのフランス代表MFアドリアン・ラビオとの交渉はまとまらず。その間に新シーズンは開幕し、クラブは開幕2連敗を喫して、国内リーグ戦で最下位に沈んでいる。

 そうした状況のなかで、ユナイテッドが目を付けたのが、力強いプレーでレアルの中盤を支え、これまでリーガ・エスパニョーラを3度、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を5度制する原動力となったカゼミーロだった。ユナイテッドは獲得に動き出してから、わずか3日間でレアルにオファーを提示。ブラジル代表MFは、世界最高峰のクラブの1つで、最も多額の金額を得られる選手になることに前向きだという。

 記事では、2025年6月までレアルとの契約を残すカゼミーロが、19日にもクラブの許可を得たうえで、メディカルチェックを受ける可能性が指摘されている。移籍金は7000万ユーロ(約96億円)近くになると見られており、16日に始まったばかりの移籍劇は19日中にも決着を見る可能性があるようだ。

 ユナイテッドは22日にリバプールとの大一番を控えているが、英紙「デイリー・エクスプレス」によれば、この試合でカゼミーロがデビューする可能性もあるという。長期にわたって交渉を続けてきたデ・ヨングの獲得に至らなかったユナイテッドだが、カゼミーロの移籍は異例のスピード決着を見るだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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