「中東の笛」と「中国の笛」 誤審に泣いた日本とタイの一戦で笛を吹くのは…因縁渦巻くあの主審か

敵地サウジアラビア戦で、タイは中国人レフェリーの誤審に苦しむ

 日本代表は6日、タイ・バンコクでワールドカップ(W杯)アジア最終予選でタイ代表と激突する。ハリルジャパンは1日の最終予選初戦でUAEに1-2と敗れたが、シュツットガルトFW浅野拓磨のシュートがゴールラインを割りながらも、カタール人主審に認められなかった誤審騒動がクローズアップされた。

 一方、タイ代表は1日の初戦、敵地サウジアラビア戦で0-1と惜敗したが、「中東の笛」ならぬ「中国の笛」に苦しめられていたことが明らかになった。タイ地元紙「ネーション」は「タイは誤審連発のレフェリーについて抗議文を提出」と特集している。

「まずはサウジの勝利を祝福したい。両軍とも良い試合だった。選手は戦術を遵守してくれたが、ターニングポイントになったのは我々の最初のPKが却下され、後半相手に認められたことだ。PKは我々の選手のミスではない」

 タイ代表のキャティサック・セーナームアン監督は憤然と語ったという。記事では、リヤドで行われた初戦において、悪い意味で“主役”になったのは、中国人のフー・ミン主審だったと断罪されている。

「FIFAランク120位のタイ代表は、59位もランクが上なサウジを限界まで追い詰める魂のプレーを見せた後、やりきれない気持ちになった。彼らの奮闘はホスト国に試合終了9分前にPKを与える中国人の判定により台無しにされた」

 

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