渋谷新監督就任の磐田、クラブが明かす指揮官交代のきっかけ 「浦和戦の負けが非常に大きなインパクトだった」

監督交代となった磐田【写真:Getty Images】
監督交代となった磐田【写真:Getty Images】

最下位と低迷するなか、新監督体制で19日の名古屋戦へ

 J1ジュビロ磐田は8月17日、新監督に渋谷洋樹ヘッドコーチが就任することを発表した。18日、クラブはオンライン会見を行い株式会社ジュビロの小野勝代表取締役社長は、「浦和戦の負けが非常に大きなインパクトだった」と監督交代のきっかけを明かしている。

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 磐田は今季25試合を終えて、5勝7分13敗の18位でJ1リーグ最下位と低迷。8月13日のJ1リーグ第25節、浦和レッズ戦で0-6と大敗し、翌14日に伊藤彰監督との契約を解除し、17日に渋谷氏が新監督に就任することが発表されている。

 18日の会見に出席した小野氏は、「一つでも上のポジションを目指す」ことを目標に、若手の育成も踏まえて、伊藤前監督に今シーズンの指揮を任せていたと明かした。しかし、リーグが進むなかでチームが低迷。その中で監督交代のきっかけとなったのは、13日の浦和戦で起きた大敗だったという。

「浦和戦の負けが非常に大きなインパクトだった。選手たちが一丸となって戦うという姿勢が見せられなかった。この環境でこの先戦えるのか。今の環境にチームにカンフル剤を与える必要がある」

 後任に渋谷氏を指名したことに対しては、「監督経験も豊富で実績もある。チームの大小に関わらず、色々な選手を使いながら、見極めながら創り上げてきた経験も持っている。これまで積み上げていた形を、この先どう変化させ、J1残留を勝ち取るのかという裁断を選んでもらうという意味で選んだ」と明かした。

 磐田は19日のJ1リーグ第26節で10位・名古屋グランパス(豊田スタジアム)と対戦する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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