「本音は最後まで心中したかった」 片野坂監督と契約解除のG大阪、クラブが指揮官交代の理由を説明「現実的な目標がJ1残留となったため」
片野坂監督と契約解除し、松田浩コーチが昇格
ガンバ大阪は8月17日、8月16日付で片野坂知宏監督との契約解除、松田浩コーチの後任監督昇格を発表した。クラブは監督交代に関するオンライン会見を行い、「現実的な目標がJ1残留となったため」と理由を説明した。
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G大阪は片野坂監督を迎えて今季に臨んだが、FW宇佐美貴史がアキレス腱断裂で長期離脱している影響もあり、24試合を消化して5勝7分12敗でJ2降格圏の17位に低迷している。
小野忠史代表取締役社長は、「強いガンバを取り戻すため、片野坂監督を招聘した。チームとしての一体感を生み出すことに期待した」と片野坂監督に求めたことに触れつつ、「しかし、活動停止や主力の怪我人が多発して思うようなチーム作りができなかった。チーム再建には当然時間がかかるが、残り10試合、現実的な目標がJ1残留となったため、松田監督に交代した。本音は片野坂監督と最後まで心中したかった」と苦しい胸中を明かした。
また、和田昌裕取締役強化アカデミー担当兼普及部長は松田新監督に「まずは今シーズンに限定してお願いした」と明かしつつ、「より組織的に、チームで戦っていく。ピッチの中全員が1つの役割を持って戦う。勝ち点を確実に上乗せしていくことが残留への一番の近道だと思う」と説明している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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