レアルMFカゼミーロ、補強難航のマンUに魅力感じず? クラブ&選手の両方が交渉拒否か

レアルMFカゼミーロ【写真:Getty Images】
レアルMFカゼミーロ【写真:Getty Images】

2025年6月末まで契約を残すカゼミーロ、レアルに放出の意思なし

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で中盤の強化を目指している。ここまでスペイン1部FCバルセロナに所属するオランダ代表MFフランキー・デ・ヨング、イタリア1部ユベントスに所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオの獲得に乗り出していたが、交渉は難航。次善の策としてレアル・マドリードのブラジル代表MFカゼミーロへの関心も報じられたが、スペインメディア「Todofichajes」は、クラブにも選手にも、交渉に応じる予定はないと伝えている。

 昨シーズンまでオランダ1部アヤックスを率いていたエリック・テン・ハフ監督を引き抜き、チームの立て直しを図ろうとしているユナイテッドだが、状況は芳しくない。一時、クラブ間での合意も報じられたテン・ハフ監督のアヤックス時代の教え子でもあるデ・ヨングの獲得は、いまだに決着が付いていない。来季で契約が満了するラビオについては、ユベントスとの契約がまとまったものの、高額年俸を要求してきたことから、獲得の意思を取り下げたと報じられている。

 そうしたなか、次善の策として挙がったのが、レアルのカゼミーロだった。しかし、記事によれば、レアルは2025年6月末まで契約を残すカゼミーロの放出を考えていないばかりか、カゼミーロもスペインを離れ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を持たないクラブへ移籍することに魅力を感じていないという。

 現在もデ・ヨングの獲得に向けて動き続けているとされるユナイテッドだが、2人のセントラルハーフを補強するのであれば、「別のオプションを探す必要がある」と指摘されている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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