「醜い態度だと自覚」 リバプール新戦力FW、頭突きで3試合出場停止を猛省「二度と起こさない」
ヌニェスは3試合の出場停止処分、復帰はマージーサイドダービーの予定
イングランド1部リバプールのウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスは、プレミアリーグデビュー戦となった8月6日のフルハム戦では、初ゴールを挙げる活躍を見せた。しかし、続く15日の第2節クリスタル・パレス戦(1-1)では、相手の挑発に苛立ち、ヘッドバットを見舞って一発退場。自身のSNSを通じ、反省の意を表明した。英地元紙「リバプール・エコー」が報じている。
今夏の移籍市場でポルトガル1部ベンフィカから、1億ユーロ(約137億円)でリバプールに加入したヌニェスは、フルハム戦の後半6分に途中出場すると、同19分には鮮やかなバックヒールでプレミア初ゴールを決める活躍を見せた。
本拠地アンフィールドでのデビュー戦でも活躍が期待されたが、先発出場したクリスタル・パレス戦では、相手DFヨアキム・アンデルセンの執拗なマークや挑発に苛立ち、思うようなプレーはできず。1点ビハインドの後半12分には、背中を押されると、振り向きざまにヘッドバットを見舞ってしまう。これを受けてアンデルソンは、ピッチに倒れ込み、ヌニェスは退場となった。その後、チームは1点を返し、敗戦こそ免れたが、ヌニェスにとっては最悪のアンフィールドデビュー戦となった。
試合後、ヌニェスは自身のツイッターアカウントで「自分がとってしまった醜い態度については、自覚しています。僕は自分のミスから学ぶためにここにいる。そして、同じことは二度と起こさない」と綴るとともに、敬礼している絵文字と両手を合わせる絵文字で反省の意を示した。
今後、マンチェスター・ユナイテッド戦、ボーンマス戦、ニューカッスル戦と、リーグ戦3試合に出場停止となるヌニェス。次に出場できる可能性があるのは、エバートンとのマージーサイドダービーになるが、果たして出場停止明けに、ファンの信頼を取り戻す活躍を見せることができるだろうか。