“神の子”後継者候補が代表デビュー戦で無念の退場処分 メッシは「レフリーが悪い」と擁護
メッシも代表デビューから40秒後に退場
試合後、ディバラはメッシにこう慰められたという。「レオ・メッシは落ち着くんだ、と言ってくれた。こういうことは起こる。自分の責任ではなく、レフリーが悪い、とね。メッシとプレーするのはすごく心地がいいんだよ」と明かした。
メッシ自身にも苦い過去があった。2005年8月のハンガリー戦で代表デビューを飾ったが、途中出場からわずか40秒後に相手に肘打ちを見舞い、退場処分に。メッシも代表デビュー戦のピッチ上で号泣した経験者だった。
「ピッチ上でどんなプレーをしたらいいのか話し合った。メッシのポジション次第で連動するんだ。もし彼が中央に入れば、自分はサイドに開く。メッシとプレーしたことがなかった。これは夢だった。そして実現したんだよ。主審に退場されるまではエンジョイできた。僕はメッシを助けようとした。彼がチームリーダーだからね。彼の隣でプレーできるなんて信じられないよ」
ディバラは、同じ心の傷を持つメッシに対する心酔ぶりを明らかにした。「メッシの後継者候補」は代表デビュー戦で退場の憂き目に遭ったが、アルゼンチンはメッシの虎の子の一撃でウルグアイを撃破し、南米予選首位に立つ。
復帰したメッシの庇護の下、ディバラは次代エースの道を歩めるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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