「10番」はオレのもの! エジルが空座となったアーセナル“栄光の背番号”強奪を狙う
昨季は欧州主要リーグ最多の19アシストで、リーグアシスト王に君臨
アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルは、イングランド代表MFジャック・ウィルシャーのボーンマス期限付き移籍で空座となった「背番号10」強奪に意欲を燃やしている。その思いをドイツテレビ局「スポーツ1」で語った。
エジルは現在、ガナーズ(アーセナルの愛称)の11番を着用している。昨季は欧州主要リーグ最多の19アシストを記録。ブレーメン時代、レアル・マドリード時代に続く、リーグアシスト王に君臨するなど、ワールドクラスの司令塔としてその名を轟かせている。
2012年から昨季まで「背番号10」を与えられたウィルシャーは、故障の連続でその才能を十分に発揮できず、出場機会を求めて新天地ボーンマスに旅立った。
エジルは「10番」という数字にこだわりを持ち、「もちろん僕は、かつてこの番号を与えられていた。僕にとって正しい背番号だ。ポジションはプレーメーカーなのだから」と語る。
アーセナルの「10番」は、かつてオランダ代表FWの名手デニス・ベルカンプ、左利きの天才ロビン・ファン・ペルシーらスーパーエースが担ってきた栄光の番号だ。契約延長問題も浮上するエジルだが、ガラスの天才が退団した今季、栄光の背番号を背負ってプレーする姿がエミレーツスタジアムで見られるか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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