GK西川「基本的な動作ができていなかった」発言 映像を見直しUAE戦の失点を猛省
UAE戦で基本の大切さを改めて痛感。タイ戦のキーワードは「我慢」
UAE戦で痛恨の敗戦を喫し、失点の責任を抱え込む守護神は、タイ戦のキーワードに「我慢」を挙げた。日本代表GK西川周作(浦和)は、3日に現地タイに入り、6日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦に向けて調整後、落ち着いた口調で語り始める。
1日のUAE戦で西川は2失点。2失点目はPKで、GKの責任を問うには難しいシチュエーションだったが、1失点目は直接フリーキックによるもの。そのシーンを映像で見直したという西川は、改めて基本の大切さを痛感したという。
「ボールが蹴られてから動くという、基本的な動作ができていなかった。(先を)読んでしまって右に一歩動いた分、反応が遅れた。動かなければ必ず止められたシュートだと思うので、自分の反省材料にしたい。1プレーで(試合を)変えられるチャンスだった。タイ戦もセットプレーがあるかもしれない。その反省を生かしたい」
西川は、壁の上を超えてくるシュートを警戒し、意識を強めすぎたため、逆サイドに来たシュートへの反応が遅れた。重心を逆に動かしただけに、飛びついた体に力が入り切らず、ボールに触りながらもゴールを許してしまった。一連のプレーは、先読みしすぎて基本を疎かにした結果だと猛省する。
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