ソシエダ久保建英が“鮮烈デビュー” 移籍後初ゴールとなる決勝弾マーク、リーガ開幕戦で殊勲の活躍
カディスとアウェー戦で先発し先制ゴールをマーク、1-0勝利に貢献
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間8月14日、リーガ・エスパニョーラ開幕戦でカディスとアウェーで対戦したなか、新加入の日本代表MF久保建英はスタメン出場。前半24分に右足ボレー弾で決勝点となる先制ゴールをマークし、チームの1-0勝利に大きく貢献した。
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久保は2019年のレアル・マドリード加入後、3シーズン連続でレンタル移籍を繰り返し、今夏にはソシエダへの移籍を決断した。プレシーズンマッチではボルシアMG戦(1-1)、オサスナ戦(1-0)、ボーンマス戦(2-1)、アスレティック・ビルバオ戦(0-1)に出場したなか、カディスとの開幕戦でスタメン入りを果たした。
ソシエダは4-4-2システムを採用したなか、久保は前線2トップの一角で出場。立ち上がりから積極的にパスを呼び込み、味方との連係から相手ゴール前へ迫るシーンをたびたび見せる。前半18分には、CKのキッカーとしてクロスを送り、MFミケル・メリノの頭へ合わせるも得点にはつながらない。
迎えた前半24分、久保はメリノからの縦パスをゴール前中央へ呼び込むと、相手マークを外しエリア内でフリーに。左足でワントラップ後、右足で絶妙なボレーシュートを叩き込み、先制ゴールを奪取。新天地でのリーガデビュー戦で早速結果を残して見せた。
久保のゴールで1-0とリードして前半を折り返したソシエダは後半、相手の出方を見ながら、虎視眈々とカディスゴールへ攻め込む機会をうかがう。ホームで意地を見せたい相手の攻勢を受ける時間が続いたが、後半21分には久保が右サイドを上がり、クロス上げた流れからMFダビド・シルバが決定的なシュートを放つなど、チャンスも作り出す。
そんななかで久保は後半33分、FWモハメド=アリ・チョーに代わって途中交代。試合はその後、両者とも相手ゴールに迫りながらもスコアは動かず、久保の決勝点により、ソシエダが1-0で勝利した。