実戦復帰のアーセナル冨安、今季初出場を英評価 「ポゼッションと守備面で安定」「戻ってきたのはいいこと」
後半30分から右サイドバックとして途中出場
アーセナルの日本代表DF冨安健洋は現地時間8月13日のプレミアリーグ第2節レスター・シティ(4-2)に途中出場し、負傷による離脱から復帰した。およそ15分間の短いプレーだったが、現地メディアは攻守にわたる安定感あるプレーに高評価を与えている。
ふくらはぎの負傷の影響でプレシーズンでも別メニューでの調整が続いていた冨安。プレミアリーグ第1節のクリスタル・パレス戦(2-0)はメンバー外だったが、その後のU-21チームの試合で実戦に復帰していた。
今季初めてベンチ入りを果たした冨安は、3-2と1点リードの状況で迎えた後半30分にDFベン・ホワイトとの交代でピッチに立ち、右サイドバックとしてプレー。積極的にボールを保持する時間が長い状況で、積極的に攻撃参加する姿勢も見せた。
後半45分には相手のカウンターを防ぐファウルで警告を受ける場面もあったが、英地元メディア「フットボール・ロンドン」の選手採点で冨安に10点満点中の「7点」(チーム4位タイ)が付けられ、「ポゼッションとディフェンス面で安定していて攻撃にも貢献した。この日本代表選手が戻ってきたのはいいこと」と攻守両面での貢献度の高さを評価されている。
今季はフランス1部マルセイユへの期限付き移籍期間を終えたフランス代表DFウィリアム・サリバがレギュラーとして台頭。イングランド代表DFベン・ホワイトが右サイドバックにコンバートされて冨安のポジションも安泰ではないが、昨季に見せた安定感抜群のプレーは健在だったようだ。
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