タイ戦で“背番号10”の出番なし!? UAE戦で重責を果たせなった香川に漂う壮絶な悲壮感

UAE戦では自分の生きるスペースを見いだせず、ピッチ上で居場所を失う

 日本代表MF香川真司(ドルトムント)は、6日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦の敵地タイ戦に向けて、壮絶な悲壮感を漂わせている。

 1日の最終予選初戦・UAE戦にトップ下で先発するも不発。セビージャMF清武弘嗣、ACミランMF本田圭佑が中央に侵入するなか、自分が生きるスペースをなかなか見出せず、背番号10はピッチ上で居場所を失った。3日午後、バンコクで初練習を終えた香川は、UAE戦をこう振り返った。

「改めて、初戦でああいう負け方をして、それを現実として受け入れなければいけない。このアウェーの試合で何としても勝利を掴めるように、チームとして戦いたい」

 2015年アジアカップ・オーストラリア大会準々決勝で敗れたUAEに、日本はまたしても敗れる形となった。大一番で「背番号10」の重責を思うように果たせなかった香川は、ロシアW杯への道程が険しくなった現実を受け、声のトーンに悲壮感がこもった。

 

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