「即座にファンを席から立たせた」 衝撃デビューの三笘薫、地元メディアがチーム最高タイの高評価
「勝利を決定づけるアシストの欄に名前が載るはずだったが」とチャンスメークを評価
イングランド1部ブライトンは、現地時間8月13日に行われたプレミアリーグ第2節でニューカッスルと対戦。ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は後半30分に途中出場してプレミアデビューを飾ると、切れ味鋭いドリブルで決定機を演出。ブライトンの地元メディア「Sussex Live」は、途中出場選手では唯一となるチーム最高タイの「8点」を付け、日本代表アタッカーを称賛した。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
昨シーズン、ブライトンからベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズにレンタル移籍していた三笘は、ユニオンSGのレギュラーシーズン1位に貢献。この間に日本代表でもデビューを果たし、2022-23シーズンはイングランドの労働許可証が発行され、ブライトンでプレーすることになった。
開幕戦のマンチェスター・ユナイテッド戦(2-1)ではベンチ入りしたものの出場機会のなかった三笘だが、第2節のニューカッスル戦では0-0で迎えた後半30分からピッチに立ち、ホームのファンにも強烈な印象を残した。
まず後半36分には、左サイドでボールを胸で受けた三笘は、ボールがグラウンドに落ちる前に再びボールを浮かせ、相手の頭上を抜くシャペウを披露し、相手MFミゲル・アルミロンを抜き去った。カバーに入ったDFに阻止されたが、華麗なプレーに拍手が沸いた。その後も左サイドで得意のドリブルを披露してチャンスを作ったが、味方のシュートミスもあり、得点に絡むことはできずに試合も0-0で終わっている。
記事では、この試合の採点で、三笘に対して「8点」の高評価をつけた。これはDFジョエル・フェルトマン、MFソリー・マーチと並ぶ最高点で、途中出場した3選手では唯一となっている。そして、寸評では「とても有望なデビュー! 終盤に起用された日本代表選手は、疲れたニューカッスルの守備にとって、真に持て余す存在であり、即座にファンを椅子から立たせた。対峙する相手を抜き去り、触ればゴールというボールを供給した時、彼は勝利を決定づけるアシストの欄に名前が載るはずだったが、どういうわけかドイツ人のパスカル・グロスは失敗した」と、報じている。
途中出場から、15分間という短時間でインパクトを残した三笘。地元メディアにとっても、今後のさらなる活躍に期待が膨らむプレミアデビューとなったようだ。