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メッシ、まさかのバロンドール“落選” 史上最多受賞者の選外に仏メディア驚き「ツール・ド・フランスがない夏のよう」
C・ロナウドは選出も、昨年度から続いて選出されたのは30人中12人のみ
2022年度のバロンドール候補者30名が発表された。レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ、ベルギー代表FWティボー・クルトワらが順当に名を連ねた一方、史上最多7度の受賞経験を持つアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選外となった。
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フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が主催するバロンドールは記者投票によって決定する。メッシが受賞した昨年度まではカレンダー通りの1月から12月の間が評価の対象となっていたが、今年度から多くの欧州リーグで採用されている秋春制にならい、8月から7月の間が評価対象になるなど選出基準の変更が加えられた。受賞者は今年10月17日に発表される。
発表された30人の中でには、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ覇者レアルからベンゼマをはじめ、ベルギー代表GKティボー・クルトワ、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、ブラジル代表MFカゼミーロ、2018年度受賞者のクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、そしてチェルシーから加入したドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの6人が名を連ねた。同じようにリバプールはFWダルウィン・ヌニェス、マンチェスター・シティはFWアーリング・ブラウト・ハーランドの新加入選手を含めた6人が選ばれ、クラブ別ではこれが最多タイとなっている。
そうした一方で、2006年から継続して30名の候補に入り続け、歴代最多7度の受賞を誇るメッシがまさかの選外となった。仏紙「レキップ」は「メッシのいないリストはツール・ド・フランスがない夏のようで、あまりにも奇妙だ」とタイトルホルダー不在に対し、驚きを持って報じている。メッシは昨夏にバルセロナを電撃退団し、パリ・サンジェルマン(PSG)に加入。リーグ戦では26試合で6得点に終わっていた。
また、PSGでメッシと同僚のブラジル代表FWネイマールも落選。メッシに次ぐ5度受賞のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)は選出されているものの、昨年度から続いて選出されたのは30人中12人のみとなった。2004年以来初めてアルゼンチン、イタリア、スペイン国籍の選手が不在という結果にもなっている。
バロンドールの候補30名は以下の通り。
トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール)
カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)
ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ)
カゼミーロ(レアル・マドリード)
ティボー・クルトワ(レアル・マドリード)
クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
ルイス・ディアス(リバプール)
ファビーニョ(リバプール)
フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
アーリング・ブラウト・ハーランド(マンチェスター・シティ)
セバスチャン・ハラー(ボルシア・ドルトムント)
ハリー・ケイン(トッテナム)
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)
ラファエル・レオン(ACミラン)
ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)
リヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)
マイク・メニャン(ACミラン)
サディオ・マネ(バイエルン・ミュンヘン)
キリアン・ムバッペ(PSG)
ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)
クリストファー・エンクンク(RBライプツィヒ)
ダルウィン・ヌニェス(リバプール)
アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)
モハメド・サラー(リバプール)
ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)
ソン・フンミン(トッテナム)
フィルジル・ファン・ダイク(リバプール)
ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユベントス)
(FOOTBALL ZONE編集部)