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「イタリアでプレーすることはない」 ニース加入会見で元イタリア代表のバロテッリが激白
イタリア代表への秘めた思いを打ち明ける
2012年の欧州選手権(EURO)、14年のブラジル・ワールドカップではエースとしてプレーしたバロテッリは、イタリア代表への復帰に意欲を燃やす。
「代表チームのことはいつも頭にあるが、この2年間の自分は代表に値しなかった。まずはこのニース、それから代表だ。フランスリーグはフィジカルと戦術のリーグ。練習し、練習後に試合について考え、さらに次の試合を考えていく。それだけだ。精神的には素晴らしく落ち着いている。このチームは、ヨーロッパリーグの優勝を目指して戦っていける」
今年のEURO前、当時のイタリア代表アントニオ・コンテ監督はメンバー発表会見でバロテッリについて質問された際、「そんな無駄な選手ではなく、プロフェッショナルな選手の話をしたいね」と一刀両断。そうしたことも「自分は代表に値しなかった」と受け止める契機となった。そして、ニースから再起と代表返り咲きを見据える。
ピッチ内外での素行不良が目立った“悪童”ぶりは鳴りを潜め、入団会見では優等生発言に終始した。バロテッリ同様、才能を持て余していると評判だったフランス代表MFハテム・ベン・アルファを再生させたニースで、“才能はワールドクラス”と言われ続けた悪童は華麗な復活を遂げられるか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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