「さらば我が相棒ガンダム」 アキレス腱断裂でリハビリ中の42歳GK南雄太が装具からの“卒業”を報告
5月に右足アキレス腱断裂による手術を実施
J2大宮アルディージャに所属するGK南雄太が自身のインスタグラムを更新。アキレス腱の手術後、12週のリハビリを経て、「装具からの卒業」に至ったことを報告している。
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42歳の南は、元日本代表GK楢崎正剛氏が保持していたGKとしてのJリーグ最多出場記録を663試合に伸ばしていたなか、5月18日のJ2リーグ戦第15節のいわてグルージャ盛岡戦の試合終盤で負傷し、ピッチを後にしていた。
5月20日にクラブからは、右足アキレス腱断裂の診断、全治6か月と発表。同19日に手術が行われ、術後11日目に無事右足のギプスが取れたことをSNSで報告していた。
そんななか、南は新たにインスタグラムを更新し、「さらば我が相棒ガンダム」と切り出した。
「明日で術後ちょうど12週になりますが、昨日の定期検診でドクターの先生からガンダム(装具)からの卒業、そしてラスボスとの3か月に及ぶ長い闘いの終焉を伝えられました!!
思えばこの3か月は外へ出る時はどんな時もガンダムと共に出掛けていたし、いわばボディーガードのケビン・コスナーのように(わかる方だけ笑ってください笑)誰よりも自分のアキレス腱を守ってくれたし、もはや水谷豊さんばりに立派な相棒でした笑。
そんなガンダムとの別れはある意味嬉しくもありますが寂しくもあり、写真の1枚目のように去り行くガンダムの背中も次のご主人様に向かう喜びと同時に、自分には別れを惜しむ哀愁が漂っているようにしか…感じざるをえません…(あばれる君風で笑)。
これからも1人でも多くのアキレス腱を助けていってほしいと思います!! (実際はクラブハウスで次にアキレス腱を切った人がもし出た時の為にチームで保管するようなので、ガンダムが再登場しない事を切に願っていますが笑)」
南は足首の可動域が出てきたと明かす一方で、MRI検査で炎症が判明したことも報告。「術後から本当に自分でもビックリするくらい今まで順調に来ていて、いつか何か後退や停滞するアクシデントは復帰までに何回もあるんだろうなと覚悟はしていましたが、実際こういう事が起きるとやはりショックで少し凹みますね…。幸いリハビリを中断するほどのものではないので、少しボリュームを落としながら経過を見て続けていく感じです」と胸中を明かした。
「もう少ししたら外でのウォーキングが出来るようになると思いますし、その時にサポーターの皆様と久しぶりにお会い出来る事を今から楽しみに、とにかくリハビリ頑張っていきたいと思います」
不屈の男・南は復活に向けて一歩ずつ歩みを進めていく。