本田に「4・5」の厳しい評価も……ミランには必要不可欠な存在 「彼なしではミランは困る」

 

「本田はミランとともに遭難した」

 

 日本代表FW本田圭佑の所属するACミランは2日、ホームでパレルモ戦を戦い、0-2で黒星を喫した。前半24分にオウンゴールで失点。その直後にもFWディバラに追加点を許し、7試合ぶりの敗戦となった。本田は4-3-3の右FWとして10戦連続の先発となったが、得点に絡めないまま、後半23分にパッツィーニと交代。3戦連続で不発となった。

 試合後、この日の背番号10のプレーに対しては厳しい評価とともに同情的な意見も寄せられた。

 地元紙「ラ・ボーラ」のエリオ・アリエンティ記者は本田が得点に絡めないことに関してチーム事情も大きく影響していることを指摘した上で、「5」~「5・5」の評価を与えている。

「本田はチーム全体がそうだったように、遭難した。こういう時には期待できない。彼はできることをしていた。チームメイトたちから有効なボールが来なければ、彼だって違いのあるプレーはできない。ここ2、3試合、チームの闘志が落ち、本田もその影響を受けた」

 同記者はこう分析している。

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