現役最後のシーズンに挑むトッティ オフィシャルサイトで決意表明とサポーターへの想いを綴る
16年ぶりのスクデットで花道を飾れるか
ローマのスタジアムは、トッティが出場した瞬間にいつでもガラッと空気が変わり、期待感に包まれる。そんなサポーターたちに対しても、ローマの王子は特別な1年にすることを呼びかけている。
「常に僕を愛してくれて、支えてくれた人たちと一緒に迎える重要で新しい挑戦が僕を待っている。僕はこの1年を特別なものにしたい。フィールドの中でも外でもね。僕自身のために、そしてサポーターのみんなのために」
25シーズンに渡り“ワンクラブ・マン”として過ごしてきたトッティが、ローマで栄光を掴んだのは2000-01シーズンのスクデット(リーグ優勝)が最後だ。元日本代表MF中田英寿や、現在ACミランの監督であるFWヴィンチェンツォ・モンテッラなど、当時のチームメイトは大半が現役を離れた。その栄光のメンバーの中心に君臨していたトッティも、今シーズンを最後に選手生活に別れを告げようとしている。
その最後を「特別なシーズンにしたい」と語るトッティ。リーグ6連覇を狙う王者ユベントスの存在はあまりにも絶大だが、16シーズンぶりの王者返り咲きを最高の花道とできるか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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