「This is Urawa!!」 浦和監督、ファン・サポーターの圧巻チャント&“一体感”に感動「チームとファンが一つになった」
浦和は名古屋に完勝し、2戦合計4-1で準決勝進出
浦和レッズは8月10日に行われたルヴァンカップ準々決勝第2戦の名古屋グランパス戦で3-0と勝利し、2戦合計スコア4-1で準決勝進出を果たした。このゲームは「声出し応援の段階的導入運営検証試合」とされており、浦和側に7000席、名古屋側に1000席の声出し応援可能な座席が設定された。浦和のリカルド・ロドリゲス監督は自身の公式SNSを更新し、“チャント”の映像とともに「スタンドの雰囲気に感動」と率直な思いを吐露している。
浦和は8月3日の第1戦をアウェーで1-1の引き分けで終え、この試合は勝利もしくは0-0の引き分けで突破の状況だった。試合開始直前から大きな声援を送り始めた浦和サポーターのホームでの声援は、新型コロナウイルスの影響で中断して2020年7月のリーグ再開から後に加入した選手には初となる。
試合は浦和が前半31分、左サイドを突破するとFW松尾佑介の右足クロスをMF伊藤敦樹が打点の高いヘディングで叩いて先制点を奪取。さらに同41分、コーナーキックのチャンスにMF岩尾憲がゴール前に飛び込む味方と逆になるマイナス方向のボールを上げると、伊藤が左足ボレーで叩き込むゴラッソで追加点を奪う。後半40分には途中出場のFW江坂任がドリブル突破からゴールを奪い3-0と完勝。見事準決勝に進出を決めている。
試合後にロドリゲス監督は自身の公式ツイッターを更新。サポーターと選手がともに歌う「We are Diamonds」の一部を公開し、ファンへの感謝と喜びを露わにしている。
「This is Urawa!! 今日のスタンドの雰囲気に感動しています。皆さんのサポートは、本当に私たちが引き分けを乗り越える助けになりました。チームとファンが一つになった。準決勝進出です!」
このツイートにファンからも、「We are reds !」「圧倒的」「素晴らしい雰囲気!」「涙もの」「ばかかっこいい」「最高すぎます」「やっぱすげぇな」「泣いた」「やっと帰ってきましたね!」「解禁初日でこの声量はただただ凄い」と、コメントが多く寄せられた。
今回の名古屋戦の声援は、昨季コロナ禍での就任だったロドリゲス監督とっても初の“景色”。上昇気流に乗り始めた浦和の勢いは、“ファンと一体”となることでさらに増していきそうだ。