「別の銀河からやってきた」 レアル守護神クルトワ、鎌田の決定機阻止を海外称賛「世界最高のGK」
鎌田との1対1を含めて徹底的なピンチを阻止
スペイン1部レアル・マドリードは、現地時間8月10日に行われたUEFAスーパーカップでドイツ1部フランクフルトを2-0で撃破し、今季最初のタイトルを獲得した。レアルのベルギー代表GKティボー・クルトワは日本代表MF鎌田大地の前に立ちはだかり、見事にチームの勝利を手繰り寄せた。
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フィンランドのヘルシンキで開催された、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者とUEFAヨーロッパリーグ(EL)王者の直接対決。最初のビッグチャンスを迎えたのはEL王者のフランクフルトだった。前半14分、右サイドの高い位置でボールを奪ったコロンビア代表FWラファエル・サントス・ボレが前線へ走り込む鎌田へスルーパス。これを受けた鎌田はエリア内でGKと1対1となり、左足のシュートで得点を狙った。
しかし、ゴール右隅へのシュートはレアルの守護神GKクルトワが鋭い反応でブロック。決定的なピンチを見事に防いだ。そこから試合の流れはレアルへ。前半37分にセットプレーの流れからDFダビド・アラバが先制ゴールを奪うと、後半20分にはエースFWカリム・ベンゼマが追加点を決め、2-0で勝利を収めた。
スペイン紙「マルカ」は、決定機で鎌田のシュートを防いだクルトワを「別の銀河からやってきた」と絶賛。昨季、リバプールとCL決勝でもビッグセーブを見せたベルギー代表GKを称賛した。
「(2021-22)シーズンはサン・ドニのリバプール戦でベルギー代表選手が見せたセービングで幕を閉じ、(22-23)シーズンはティボーが鎌田の1対1を止めたことから始まった。彼がレアル・マドリード史上最高の選手の1人であること、そして世界最高のGKであることに疑いの余地はない」
今季も“白い巨人”のゴールマウスに君臨するクルトワ。その牙城を崩すのが容易ではないことを今季最初の大一番でも披露した。