チェルシー、バルサからデ・ヨング&オーバメヤンをW獲りか トゥヘル監督が“希望”と英報道
トゥヘル監督はドルトムント時代にオーバメヤンと共闘
イングランド1部チェルシーは、スペイン1部バルセロナからオランダ代表MFフレンキ・デ・ヨングに加え、かつてアーセナルでキャプテンを務めていたガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの2選手の獲得を目指しているようだ。英衛星放送「スカイ」が報じている。
今夏の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出していたデ・ヨングは、クラブ間では7200万ポンド(約117億円)の移籍金で合意していたが、選手間の交渉がまとまっていない。バルサはデ・ヨングの残留を希望しているものの、デ・ヨングが大幅な給料ダウンを受け入れた場合のみ、それが可能になるという。チェルシーは、ユナイテッドと同条件を提示できることに加え、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でプレーする機会を提供できることも強みになる。
また、今年1月にアーセナルから移籍金ゼロでバルサに加入したばかりのオーバメヤンは、3年間の契約が残っている。しかし、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを放出したチェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、ドイツ1部ドルトムントの監督を務めていた当時、2シーズンで79得点を挙げたストライカーと、再びロンドンで仕事をしたい希望を持っており、獲得に乗り出すようだ。
現在、バルセロナは経済的な問題を抱えており、今夏の移籍市場で獲得したポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、ブラジル代表FWハフィーニャ、フランス代表DFジュール・クンデ、コートジボワール代表MFフランク・ケシエ、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンに加え、契約を更新したスペイン代表MFセルジ・ロベルトとフランス代表FWウスマン・デンベレも、リーグから登録が認められていない。
バルサとしては、移籍金を得たい状況にあるはずだが、彼らはチェルシーに2選手の売却を認めることとなるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)